この本は初版が平成24年と岡井の入門書としては比較的新しいのもので、先にアップしたブログの岡井隆の短歌入門の後に入手しました。この本も初心者向けの入門書という位置付けのものかと思います。
さて、この本のお勧めポイントですが、それはこの本のあとがきにも記載されていますが、岡井がカルチャーセンターや文化センターなどに集まってくる初心者との対話を編集したもので、それをカテゴリー別(短歌の作り方など)にしてくれていることです。
そのため、初心者の私にとっては、最初の「短歌と人生」と「ワンポイント・アドバイス」も含めて、役に立つ入門書だと思います。以下、その概要です。
【短歌と人生】
短歌との出会い、入口についてのお話が書かれています。岡井自身のこと、寺山修司のこと、そして、私のように仕事も辞めたり、もうやることがなくなった高齢者からの入り方についても触れていますが、短歌と人生との関わりをちょっと知ることができるものでしょう。
【短歌Q&A】
まさに、初心者向けた岡井のお話が分類整理されていて、初心者必見の内容であると思います。短歌に限らず、文芸創作のヒントになるようなこと(短歌の基本ルール/比喩・韻律=リズムについて/作歌の勉強/短歌結社と歌会/短歌のいろいろ/作品をまとめるためには)が短歌の初心(者)の人向けに書かれています。
【ワンポイント・アドバイス】
約50ページにわたり、28首の投稿歌をサンプルにして、誌上歌会のような感じ岡井がコメントしたものが編集されているものです。まったく、歌を詠んだことがない方より、実際に作歌したことがある、または作歌を勉強中の方には貴重なアドバイスとなることでしょう。
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