シナリオコンクール入賞者(二十代の女性)が推薦していた一冊をご紹介したいと思います。実はこの本はシナリオ学習歴40年の私も読んでいなかった一冊でして、ちょっと恥ずかしいのですが、実際に購入し読んでみましたところ、その内容は新井一の入門書からシナリオの勉強をしていた私からすると「目から鱗が落ちる」ものでした。なるほど、このような考え方、取り組み方であれば、私のように鈍重な人間でもアウトプットが出来そうだなぁと思わせるものでした。
その帯にも「脚本は、理屈や理論で書くものではない。そして、脚本を書くための完璧なノウハウなど存在しない」と縦書きで書かれているのが目をひきます。

まずは騙されたと思って、その序章の10ページから19ページまでを読んで頂ければと思います。
この本をもっと以前に読んでいたら、私のアウトプット歴史も変わっていたかもと思わせる内容で、先のシナリオコンクールの入賞者の女性の方がおっしゃていた「読書嫌いの私が読んだ本」というキャッチコピー的な評価があったのでで私も読んでみたところ、このブログの「シナリオ」カテゴリーの「短歌の周回軌道」ところでも書いたことですが、私のように何をやっても続けることが出来ない駄目だった奴がそれを読んでみて、そこに書かれている決して立派とは言えない駄目な著者に共感を覚えて、「じゃあ、読んでみようか」と思わせた入門書です。
入賞者の彼女が言ったように、もしかしたら、シナリオ初心者でも、この本だけを読むことでコンクールに投稿することができるような気にさせてくれる実践的なシナリオ入門書です。
実際に書こうかと思うと心配になる原稿の書き方の御作法とは別に、スキルというよりはマインドの方に大きく影響する良い入門書であると思います。シナリオ用の原稿の書き方はシナリオセンターが一般公開している動画がご覧になれます。